進捗管理は「遅れ」か「残り」か

久しぶりに記事を書くなぁ。
しばらく忙しかったので、サボってました・・・
そしたら、年が明けてしまったよ。


さて、話は変わって、私はSEPGのリーダとして、いろいろなプロジェクトの進捗を見ることが常です。

そのような中で、

「進捗は何日(もしくは、何人日)遅れ?」

と聞くことは多い。

これは、顧客からも、そのような進捗報告を求められることが多いし、WBS線表では、遅れ日数が進捗を把握する対象となるため。


でも、進捗は、遅れだけ管理していても回復しない、というのが私の感覚。
遅れだけ見ていると、遅れが拡大していることには気づきにくい。

「タスクAは、3日遅れ」という進捗状況ならば、そのタスクは3日経てば完了しているはずだが、多くの場合は完了するまでに3日以上かかる。


そのような場合、「タスクAは、あとどれだけかかかるの?」という質問をすると、3日遅れであっても「5日ぐらい」という回答になることが多い感じがする。

これは、「遅れ」は当初の予定から考えるが、「残り」は現在の生産性や進捗具合から考えるから。


進捗管理は、「遅れ」ではなく「残り」を管理すべき。
さらに、そのような管理をする際に、バーンダウンチャートは効果的。

現在、社内でも、開発工程毎にバーンダウンチャートで残工数の進捗を管理することを試み中。