ENdoSnipeが日経SYSTEMS「開発支援ツール徹底調査」で第2位!

日経BP社が毎年行っている「開発支援ツール徹底調査」の結果が、日経SYSTEMSの今月号(2010年6月号)で発表になりました。
※この調査は、毎年、日経SYSTEMS編集部が実施しているもので、エンジニアの方々が利用しているツールやその満足度などアンケートし、その結果を公表しているモノです。

その中で、当社のENdoSnipeが、テストツール部門で【総合満足度 2位】となりました!

書くの忘れてました(汗)。たまには、自社の宣伝でも・・・

ユーザの皆様から、アンケートで温かい回答を頂いたようで、機能やサポートが充実している、という面が、特に今回の結果に繋がったようです。
アンケートにご協力してくださった、ユーザの皆様、ありがとうございます。

Webフレームワーク何使う?@Java

JavaのWebアプリ開発では、Strutsの登場以来、様々なフレームワークが誕生してきましたが、最近の動向はどうなんでしょうね?
群雄割拠、乱立状態で、良く分からん・・・


まあ、「どれが最適なフレームワークか?」なんてことは、目的・用途によっていくらでも変わるので、あまり意味のない議論だと思いますが、何が主流なのかぐらいは知っておきたいですね。

そこで、情報がないかなぁと調べてみたら、以下のサイトを見つけました。


クラウドで動作させるWebアプリも増えてきているため、今後は、これまでのエンタープライズ系とは状況も変わると予想されますが、フレームワークを選択するのに、役に立ちそうな情報です。


皆さんは、何を使うのが多いのでしょうかねぇ。

Javaコーディング規約 & Ecliseの設定ルールを公開

4/25(日)から仕事で中国に出張に行っていたのですが、その間に、当社のJavaコーディング規約が公開されました。

このコーディング規約は、開発者自身の経験、および、最近のJavaの動向を踏まえ、
現場で本当に役に立つノウハウをまとめたものです。
そのため、Eclipseで自動でフォーマットできるような簡単なスタイルの規約については
記述を省略し、より重要となるコーディングテクニックや考え方について記述しています。

Javaコーディング規約/WEBワークショップ Acroquest Technology 株式会社
  • コーディング規約を提示されても、内容が古いことが多い
  • フォーマット的なルールは、Eclipseの設定ルールがあれば十分

という想いから、今回、私から社内に相談を持ちかけ、公開に至りました。


内容についても、単にコードの書き方のルールをまとめるだけでなく、
コーディングテクニックや、APIの知識についても意識したモノにしています。

そのため、新人研修のJavaの勉強にも役に立つと思います。

#当社の新人研修も、まず、このコーディング規約を読ませることから始めました。


ぜひ、Javaエンジニアの皆さんに活用してもらえれば幸いです。

SEMAT ソフトウェア工学を再考する

今、SEMAT(Software Engineering Method and Theory:ソフトウェア工学の方法論と理論)という活動が始まっています。

GoFの一人であるErich Gamma氏や、PSPを提唱したWatts Humphrey氏、ソフトウェアメトリクスの大家であるCapers Jones氏など、ソフトウェア業界における名だたる著名人が集まっているようです。


この活動の目的は、以下の通り。

私たちは、確かな理論、証明された原則、ベストプラクティスに基づき、ソフトウェア工学の建て直しを支援します。

一時的な流行りの手法ではなく、ソフトウェア工学を再確認し、それに基づいたソフトウェア開発の方法論と論理を確立しようとする動きです。


Martin Fowler氏などは、参画を断るなど、SEMATも、賛否両論あると思いますが、このような活動が海外で動き出したのは、新たな時代の流れのように感じます。


私も、新人のときに、プロジェクトで大変な想いをしたことがキッカケで、ソフトウェア工学の重要性を強く感じるようになりました。

工学(エンジニアリング)の知識や免許もなく、生産活動を行えるのは、ソフトウェア業界ぐらいではないでしょうか?
それが、問題プロジェクトを多く生んでいるように思います。


Change Vistionの平鍋氏が、「Vision Statement」の日本語約を公開してくれていますので、それを読むと、SEMATの概要が分かります。


今後の成果に注目していきたいですね。


関連情報

ジェームズ・ゴスリングがOracleを去る、川口さんも

Javaの生みの親であるジェームズ・ゴスリングがOracleを去るようですね。

Oracleの米Sun Microsystems買収後、シニアアーキテクトとしてOracleにとどまっていたジェームズ・ゴズリング氏が、4月2日(現地時間)付で同社を辞めたことを自身のブログで9日に明らかにした。

(中略)

同氏は「退社の理由を説明するのは難しい。正確かつ正直に言うことは有害無益になると思う。当面の予定は決めておらず、職探しを始める前に少し休むつもりだ」と語っている。

「Javaの父」ジェームズ・ゴスリング氏、Oracleを去る - ITmedia エンタープライズ


「正確かつ正直に言うことは有害無益になると思う」って、意味ありげですね。


また、Hudsonの開発者である、川口さん(id:kkawa)も、Oracleを去るようですね。

So with a bit of sadness and a lot of excitements, I announce that today is my last day at Oracle.


Where am I heading next? I'm actually starting my own company to take Hudson to the next stage. This has always been in the back of my mind, and I'm very excited that I'm finally doing it. Stay tuned for more details, in a week or so. But in the mean time, if you'd like get any custom development/support done on Hudson, please let me know at kk@kohsuke.org so that we can start having a conversation.

Hudsonの会社を立ち上げているようですが、川口さんは、世界で活躍する優秀な日本人エンジニアの一人であることに間違いないでしょう。
ぜひ、今後も頑張って欲しいです!