本来、仕事とは楽しいモノである

今日は、いろいろなところで、新しいスーツを着た新入社員を見かけました。
当然ながら、ウチの会社でも入社式があり、新しい社員が入ってきました。


本日が社会人最初の日、ということで、一緒にランチに行ったのですが、そこで伝えたのが、

 『仕事は楽しいモノ』

という話。

#彼らの頭に残っているかどうかは、分かりませんがw


周りから良く聞こえて来る話で、社会人になると「大変だ」とか「自由が無くなる」とか、最初からネガティブな感じ満載な人がいる。

バイトなどで、楽しく仕事の経験をしてきた人でも、そのように言う人は多い。

サークルと部活の違い、みたないモノかもしれないが、サークルでちょっとやるぐらいなら楽しいけど、部活で本格的にやるとしたら大変なので嫌になる、ってことかな、と思っている。


でも、それって悲しいことだよね。

途中で、会社(場合によっては仕事自体)を変える人もいるけど、それでも人生40年は仕事を続ける人がほとんど。
それをネガティブに捉えていたら、もったいない。


仕事をしていけば、困難な壁にぶつかることも多いし、失敗もたくさんする。
確かに「楽」ではないと思うけど、自分の手で世の中に何かを生み出したり、人にサービスしたりすることって、「楽しい」ことだと思う。


私自身も、社会人となって10年が経ったが、幸いにも、自分なりに面白い仕事がやれてきているな、と思えている。

現在も、プロジェクトを同時に6個ぐらい抱えていて、大変ではあるのだが、

  • 先進的技術の調査・FW開発
  • 社内プロダクトの開発
  • 組織横断的なプロジェクト改善
  • 8年ぐらい付き合って頂いている、良い顧客に恵まれた案件
  • 自分で提案した内容が採択された案件

など、どれもやりがいがある仕事である。

それに加えて、勉強会を企画したり、海外のカンファレンスにチャレンジしたり、時には技術系雑誌の取材などを受けたりと、入社当時には全く想像していなかったこともやれている。

あれこれ悩みつつも行動してきたからこそ、得られたモノも多いし、それで結果が出たときは、やはり仕事は楽しいと思えるのである。


また、勉強会に参加したり、OSSの開発に関わったりする人は、それ自体でお金が稼げるわけではないのに、モチベーションは高い人が多い。
話を聞いてみると、「会社ではできないから、このような場でやりたいことをやる」という人が驚くほど多い。
私にとっては、やりたり仕事ができる環境に入れたことも、大きいのだろう。


ただ、そのような話をしていて、私の先輩から出た言葉は、

 『最終的には、楽しいと思えるかどうかは、自分自身にかかっている』

同じことをしていても、楽しいと思えるかどうかは、それに取り組む本人の意識次第。
最初からネガティブに捉えていたら、どんな仕事もつまらないモノにしかならない。


確かに、そうだよね。

自分の選択に、自信と責任を持って、ポジティブに取り組んで欲しい。

私自身も、今年1年は更なるチャレンジが待っているので、気持ち新たにがんばろう!